食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

新しい粉のパンと、プラスティックフリーの七月 

写真ではよくわかりませんが、今日のは勢いよくぷるっと焼けた。

在庫の粉が終わったので、新たな小麦粉を買ってきて焼いたパン。

パン用の粉と全粒粉とを混ぜて焼いてるのですが、全粒粉が新しい時はパン用の粉が前からのやつで、パン用の粉が新しい時は全粒粉が在庫の残りだったりすることが多いのですが、今回は両方とも買ってきたばっかりの新鮮な粉。

 

やっぱり粉も新しいと勢いがつくのか、粉の香りも良かったし、スターターの発酵具合もしっかりしてたし、焼き上がりの弾け具合が良い感じです。

 

これの前に焼いたのが2度ほど発酵しすぎ気味でだらんとなってた生地だったこともあり、今回はきっちり目をかけてやったから、そのせいかもしれませんが。

 

小麦粉と水と塩だけできちんと発酵してこんなに膨らむってのは、何度焼いても感動します。

 

パンが焼ける時の香りも良いんですが、生地にスターターを合わせて最初の二時間ほど、30分おきくらいに生地をたたんでやるんですけど、その時の香りがなんともいえず良い香りなのです。

 

 

プラスティックフリー・ジュライ

毎年7月に、使い捨てのプラスティック利用を減らす努力をしてみましょう、公園や海岸などに捨てられたプラスティックゴミを拾って地球環境に広がるプラスティック公害を減らす試みをしてみましょう、というような試みが世界的になされています。

 

**フリーというのは、**のない状況というか環境ということを指します。

スモークフリーのアパート、といえばアパート敷地内は禁煙、ということ。

www.plasticfreejuly.org

マイバッグやマイカップなどを使い続けている人たちは日本にも世界中にもたくさんいますが、毎年のプラスティックフリー・ジュライがきっかけという人も結構存在するのでは。

 

 

Plastic Free Julyのサイトに、クイズ(実際はアンケート)があります。

 

日常生活の中で心がけると減らすことができる使い捨てアイテムについて、自分はどうかなとチェックできます。

気が付かなかったけどこれならできる、とか、これはちょっと難しいけど試してみよう、とか、そういうふうに個々が行動に移すきっかけを提供しようという意図でしょう。

 

 

どんなアイテムについての質問が並んでいるか、の一例を挙げると、

 

  • プラスティック・ラップを使わずにランチに持って行く食品を包んでいるか
  • 梱包を避けるため買い物はファーマーズマーケット又は独立系の小規模商店を利用しているか
  • マイバッグを持参しているか
  • 食べ残しの食品はプラスティックラップを使わずに再利用可能な容器に入れて保存しているか
  • テイクアウトのコーヒーを買う場合再利用可能なカップを持参しているか
  • プラスチック容器に入ってくるテイクアウト食品を避けているか
  • ボトル入りの液体石鹸ではなく固形石鹸を使って使い捨てプラスティックを減らしているか
  • プラスティック包装されているフルーツや野菜を避けているか
  • プラスティックボトルに入っている飲料水を避けているか

 

などなど。

 

プラスティックラップを使わない、は難易度低いです。

慣れたらサ*ンラップなどを買う必要もなくなります。

残ったおかずはお皿にラップじゃなくて、洗って何度でも使える蓋つき容器に入れて保存すれば問題なし。

蓋つき容器もプラ製品じゃなく電子レンジや冷凍も大丈夫なガラス製品にすればさらに便利です。

 

ボトル入りの液体洗剤を避けて固形石鹸というのも、難易度低めですね。

 

マイカップとかマイ容器を持参するのは、周りがやってないとちょっと恥ずかしい、とかそういう心理もありますが、慣れると平気だし大勢がそうし始めたらもう当たり前って感じになります。

 

それより、フルーツや野菜を買う際にプラスティックや発泡スチロールのトレイに乗せてラップして売る方式、昔は日本で当たり前だったけど北米ではそんなの誰もやってなかったんですけど、最近は特にアジア系のお店では当たり前になってるし、北米の普通の店でもあの売り方が増えてるんですよね。

パックしちゃえば触られないし、3個パックとかにしちゃえば一個だけで買う人もいなくなるから、ということなんでしょうか。

 

そういうのを避けるにはファーマーズマーケットに行って個別に売ってもらうのがいい、という発想はありますが、家の近くにファーマーズマーケットがある人ばかりじゃないですよね。

うちから最寄りのファーマーズマーケットまでは車で20分くらい、職場の方角とも違うし、寄るには不便、なので日常的な食料の買い出しには活用していません。

でも近所にそういう店があるなら、これもそれほど難しいことじゃない。

 

 

こういうアンケートに答えてるとあんまりパッとしたことをしてないかな、とは思うんですけど、無理しても長続きしないですし。

ほんの少しですけれど、サ*ンラップやジ*プロックバッグなど、10年以上は一切買わずに暮らしてますから、それだけでも若干は減らしてます。

ほんの少しですけどね。

 

 

紙袋が最近やはり増えましたけど、紙袋だって使い捨てすればゴミが増えるのは同じこと。

プラみたいに永遠に海に浮いてるわけじゃないとはいえ、貴重な資源を使って作るものですから、再利用できるならするし、紙じゃなくて布の袋を使ってゴミをへらす努力をしなければ、とは思います。

 

エコですよ!というメッセージを送り出すことを優先して、そのせいで不要な再利用可能な製品を作ることで地球資源を無駄に使ったり必要以上の量を製造してゴミを出したり、そういう無駄なことが起こらないように、とも思います。

 

今家にあるプラスティック製の容器を捨ててステンレスやガラスのものに切り替える、というのも、ゴミを増やし、消費を増やすわけなので、今あるものが使えなくなって次に買う場合は脱プラを検討しよう、というふうに捉えると良いと思います。

 

 

そうそう、日本で小麦粉を買おうと思った時、棚に並んでる日本の小麦粉の袋がプラスティック袋になってて、びっくりしました。

昔はあれ全部紙だったのに。

このご時世にプラに切り替えた理由はなんでしょう。経費削減?

 

 

焼いたパンを冷凍する時の再利用可能な容器、これが悩みです


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