食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

本棚を作ってみました・夏のパン生地発酵

ホームディーポで木材調達
本棚を作ることに

日本に帰省するたびにちょこちょこと持って帰ってきていた日本の本。

父が亡くなって、あれこれもらってきた文庫本も30冊ほど。

 

父とは趣味が違うので生前はまるで気にしてなかったジャンルのものばかりですが、父が好きだった世界をちょっと覗いてみようかな、と手当たり次第にもらってきました。

 

が、文庫サイズは大きな棚の中に並べると上と前に隙間が沢山出ます。

横幅だけはきちんと必要なので、空間を無駄にしつつ、治らない本が何冊も。

 

立てて並べるのは諦め本棚の中で積んで押し込んでいましたが、それでもいっぱいになり、本棚なのにパッと手に取りたい本が見えないような状況に。

 

父は棚の前にもう一つ棚があってそれがスライド式で移動できて、その後ろ側の棚にもきちんと収納できる文庫棚付きの書棚を持っていました。

羨ましい。

 

この辺の家具屋に出かけたってそういうものは売ってない。

ないなら作る、納豆だって、本棚だって。

 

 

大工仕事、実は好きなんですよ。

大したものを作ったことはありませんが、食卓が古くなって塗りが禿げてきた時にはやすりをかけてセイルボート用のニスを5層くらい塗ったり、今住んでいる家の床も入居前にドラムサンダーをレンタルして仕上げをやり直したりしました。

 

切るのはちょっと苦手ですが、組み立てたり仕上げを塗るのとかはチマチマやってればできるし達成感があるんですよね。

 

というわけで、夫にもちょっと手伝ってもらって(切るのだけやってもらいました)作りましたよ、文庫の高さに合わせた本棚を。

 

 

 

2x4と1x4と金具とネジ

丈夫で本が多く収納できれば良いので、あまり美しさは考えず、2x4(ツーバイフォー)と1x4(ワンバイフォー)を買ってきました。

両方とも住宅などの壁の中の枠組みなどに使われる裏方的な材木。

白木の状態のまま使うといかにも物置や地下室の棚みたいなので、きっちりサンダーかけてから焦茶色のステインで色付けをして、文庫の高さプラス1センチくらいの空間ができるような間隔で文庫用を5段、新書やハードカバーの本やペーパーバックも入る程度の高さの棚を5段で、床から天井まで書棚です。

 

横積み状態だった本をきちんと綺麗に並べて収納したら、大変気分がスッキリ・ワクワクしました。

棚の間隔を決めるために本を並べてみてるところ。デッキのペンキ塗りもしなきゃまずいですね。

まだ整理しなきゃいけませんけど、右の棚の上の段に積み上げていた本が全部左側に収まってまだ空間が余っています↓

 
サワドー生地の発酵

猛暑の時は生地やスターターの発酵が早すぎるし、オーブンで発熱するのは嫌だし、とパンを焼くのは控えめになるんですが、熱波が過ぎて落ち着いたら途端に涼しくなるモントリオール、オーブンの熱で台所を温めたくなります。

さあパン焼こう。

 

でも涼しくなると今度はスターターの発酵に時間がかかります。

 

通常パンを焼く予定の時は、生地に混ぜるためのスターターを仕込みますが、スターターがちょうど良い塩梅になる頃に合わせて、生地本体の小麦粉も水と混ぜてスタンバイします。

 

小麦粉と水だけ混ぜて30分以上置いておくと、こねなくてもグルテンのネットワークが始まり、これをオートリーズと言います。

 

人によっては五時間くらいオートリーズさせる人もいるので、私はスターターを仕込んで二、三時間したら小麦粉と水も合わせておきます。

 

この日はスターターがなかなか進んでくれなくて、小麦粉と水を混ぜた生地、八時間以上は冷蔵庫の上で待機していたかなと。

 

そろそろスターターも良い塩梅になったので、小麦粉のボウルをおろしてみると、ただの粉と水なのになんだか発酵し始めたようなふわっと気泡が入ってるような感じになっていました。

 

まあね、空気中や小麦粉の中にイースト菌やバクテリアが存在するんだから、こういうこともあるでしょう。

 

 

この日は本棚作業の合間に生地を確認していたんですが、全体的に過発酵気味。

味はそこまで酸っぱくもなく普通でしたけど、びろーんと横広がりで見かけが美しくない。

食べてしまえば同じなんですけどね。

ふにょふにょだった生地は横に広がり気味

うっかりしてる間に過発酵してしまいかねないから暖かい時期は難しいですね。

寒い部屋で焼くのに慣れてるせいで、きちっと発酵を管理しようという姿勢が足らないのが敗因でしょう。

 

最近市販のパンの値段も結構馬鹿にならないので、暑くてたまらない時以外はなるべくやっぱり家で焼いて美味しく安く済ませたいです。

 

ひと昔前までは珍しくもなかった冷房を持ってない家ですけど、最近はカナダも熱波が結構増えたので、持ってない家は少数派かもしれません。

 

 

夜の室温が28度以上とかそういう日が一夏に7日以上になったら買うことにしています


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