食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

エッグレス・カップ改良版と、カナダ雁

三作目はハイブリッドバージョン

 

豆腐を卵のようにする、ヴィーガンにありがちレシピの応用で、エッグレスカップを作った話↓

casse-pied.hatenablog.com

最初は豆腐を基本にしたのを作り、二作目はチックピー・フラワーで作りましたが、味わい的には豆腐に軍配が上がり、手間数ではチックピーフラワーの方が若干楽でした。

 

ということで今回はハイブリッドバージョン。

 

最初の豆腐バージョンではマフィンカップの紙を使って作りましたが、ゴミになるし型に油を敷いたらつかないんじゃないかな、と二作目では油を敷いたところに直接生地を流しこんで焼いたら、取り出せないほどくっつきはしなかったものの、やはり型にこびり付いた部分を洗い落とすのに結構時間と労力と水が必要で、作る度にこの洗い物苦行がついてくるとなると、作りたくなくなるのは目に見えています。

 

とりあえず今回は紙を使いました。

 

シリコン型を使えば洗うのも大変じゃなくなるはずなので、次回は豆乳を凍らすのに復活させたカヌレ型にでも入れて焼いてみましょうかね。

カヌレ型大活躍?

 

話題の(?)カヌレ型です↓

casse-pied.hatenablog.com

 

 

ハイブリッド・エッグレスカップのレシピはこんな感じです。

マフィン型12個分

生地

  • Extra firm tofu(水切りして)500グラムのパッケージ使用
  • チックピーフラワー1カップ (USカップ)
  • 水1カップ (+半カップくらい)(USカップ)
  • ブラックソルト、小さじ半分強くらい
  • 粗塩、小さじ半分くらい
  • ターメリック 小さじ半分くらい
  • オレガノ、タイムなど小さじ2杯分くらい
  • オリーブオイルをたら〜っと一回し

混ぜる野菜

  • 玉ねぎ中くらい、みじん切り
  • レッドペッパー、角切り
  • サンドライド・トマト 角切り
  • カラマタオリーブ、一握りくらい、種をとって薄切り
  • ブロッコリ一ふさくらい(茎部分はサイコロに切る)

 

手順

  1. 生地の材料を混ぜ、イマージョンブレンダーでガガガっとクリーミーに。
  2. イマージョンブレンダーの刃の部分に生地がくっついて勿体無いので、その部分がかぶるくらいの水を入れたカップの中に先を入れてガガガっと回し、緩んで出てきたそれを水ごと生地に戻して全体に混ぜ合わせる。
  3. 混ぜる野菜は玉ねぎとペッパーはしんなりする程度に炒め、その他はそのまま(炒めなくても別に大丈夫だから)生地に混ぜ込む。
  4. 生地をマフィン型にスプーンで落としていき、ブロッコリーの房の先っぽを飾りに乗っける(のっけなくとも良い。)
  5. 400℉に余熱してあるオーブンで35分から45分くらい焼く(オーブンによって調整)

爪楊枝をさして抜いて、綺麗だったら焼き上がり。

 

 

夫はこれを朝食べたり弁当に持って行ったり。

いちいち豆腐スクランブルを作るよりもめちゃ楽です。

結構すぐに無くなるのですが、飽きたら食べ進むスピードが落ちるでしょうから、そうしたら冷凍しても良さそう。

 

 

Canada Geese(カナダギース、カナダ雁)

日本はまだまだ暑いようですが、うちのあたりは徐々に秋の気配が、、朝晩冷えるし、、、と思ってたらまた先週末から日中の暑さが夏に逆戻りしております。

日傘復活。

 

でも確実に秋はくるし、冬にもなります。

前庭のメープルの木が落ち葉を落とし始めました。

冬になる前にやることやっとかねば。

 

晩秋になると、あっちの方の空からガーガー、というあまり美しくない鳴き声が聞こえてきて、上を見るとカナダギースがVの字のフォーメーションに並んで南の空へ飛んでくのが見えたりします。

温暖化で渡り鳥の行動パターンも若干変化しつつあるようですが、それでもこういうのを見ると冬の訪れを感じ、また来年の春帰っておいで〜なんて思います。

 

そして春先、雪が溶けて緑の芝生の上を散歩できる季節になって、カナダギースの大群が自然公園の緑の広いエリアを歩き回ってそこら中に糞を落とすのをみては「ああ、また糞を避けて歩かなきゃ」とちょっとうんざりもするんですね。

 

鳥のサイズが大きいから糞も猫や小型犬のものくらいの大きさで、兎に角そこいら中に落ちてるので、靴底の薄っぺらい小さなサンダルやビーチサンダルなんか履いてたら爪先に糞がついちゃったりしかねない勢いです。

 

アスファルト舗装してある遊歩道をのんびり歩いてたりして、そこに彼らがウワーッと群れてる時なんか、通り抜けたいんだけど、あちらは野生動物ですので、人間が近づくと警戒して威嚇してきたりもしますので、いやいや、悪気はないし、ただ通り抜けたいだけなんだけど、、、とかね。

 

中には公園などで餌をやる人もいるので、リスみたいに人間に慣れて人間を見ると近づいてくる、、なんてことにならないように、と思いますけれど。

 

NYT に短めのドキュメンタリーフィルムが出ていましたので、15分ほどお時間がおありの方はぜひご覧ください。

彼らの目線で作ったフィルムだそうです(彼らは同意するかどうか不明ですが、かなり近いと思う。)

 

本当にこんな感じで、町外れの広い緑地帯などでよく見かけるカナダギース。

 

卵を回収している人が出てきますけれど、これってひょっとして行政が卵を除去しようとかしてるってことなのかな?

 

彼らが泳いでる水があんなに遺物が浮いてたりして小汚いとは思わなかったのでそれもちょっとびっくり。

 

食品廃棄物があんなふうに剥き出しになってることにも結構驚きました。

野生動物がワンダーブレッドを飲み下してるのを見ると、そんなもの食べちゃって大丈夫なのかな、なんて気になりました。

 

ドキュメンタリーを制作なさったKaren Wallさんも書いてますが、我々が住んでいる北の大地に住む野生、美しさと壮大さに感動し愛着を感じる動物であると同時に日常生活の中では若干邪魔くさい害獣(とまでは個人的には思わないんですけど、そう思う人の気持ちは理解できないこともない)とも受け取られる、カナダ雁。

 

15分間、セリフとか言葉は一切ありません。

www.nytimes.com

 

なんだかんだ言ってやっぱり美しい生き物です


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