食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

お題「こぼしたもの」こぼした時のドラマ

夏に庭で飲むスパークリングワイン(最高)は、こぼしても被害が少ない条件が揃ってますが、そういう時にはこぼさないと相場が決まってます。

 

今週のお題「こぼしたもの」

 

しょっちゅうこぼします。

 

洋服の上にこぼしたり、テーブルの上にこぼしたり、カウチの上、床、あらゆるところにあらゆるものを。

 

でもやっぱりこぼすものは食べ物や飲み物が多いでしょうか。

 

よくこぼすものはこんな感じ

 

赤ワイン

ほぼ毎晩赤ワインを開けて飲んでる我が家。

友人を招待してご飯を食べながら傾けるのもほぼ赤ワイン。

友人のガールフレンドに1人白ワインを飲む人がいますが、他の人はほぼみんな赤。

 

赤ワインをこぼす担当者は我が夫。

 

動きが激しいので、置いてあるワイングラスをスウィングした腕でふいっと倒して中身をぶちまけたり、手に持ったまま喋ってて夢中になってうわっとぶちまけちゃったり、パッと立ち上がって勢いで向かいに座ってる友人のグラスを倒してしまったり。

 

服、テーブル、床、椅子のクッションなどに、こぼれる溢れる。

 

ワインが布地に溢れてしまった時に人々がよくいうのは「塩をかけて!塩がワインを吸収するから!」というの。

 

それは実際に本当なのかどうなのかとよく話題になります。

 

うちは実験のチャンスに事欠かないのでその度に食卓塩をドバッと赤ワインのシミになってる部分に盛り付けて水分が塩に吸収されるまで待ったものですが、効き目を感じたことがないので、もう今はやりません。

 

実際問題友人が750mlの塩ボトルの全てをぶちまけてシミ予防を試みたときも、塩がワインを吸収するなんてことはなく、効果を感じた経験はゼロです。

こぼした直後じゃなきゃダメ、とか言われますが、毎回速攻でやってましたもん。

効きゃしませんよ塩なんて。

 

やはり一番効果的なのは、洋服なら脱いで洗面所で水でわーっとすすいでもみ洗いして何かしらの洗剤をつけて洗っちゃうこと。

 

重曹(アルカリ)やお酢(酸性)をつけるとワインの色が青味がかったり赤みがかったりしますが、色を抜く効果は特に感じられません。

 

炭酸水をかけると良いらしいと聞いたこともありますが、効果のほどは、記憶に残ってないところを見ると大したことなかったんではないかな。

 

赤ワインと似たようなものをかけてやって色素を薄めてやればどうや、という意見があり、赤を飲んでる時は常に白ワインも開けておいて、こぼしたら白ワインをかけてやろう、という提案もされましたが、この対策はまず白ワインのボトルが空いている状態でもそれを飲み干してしまわない当事者の自制心と、白ワインがまだちゃんと残ってる間に赤ワインを飲み終えてしまうようにとワインの在庫量を把握&コントロールする能力にもかかってますので、現在までにこの仮説を試したことはありません。

 

 

トマトソースやカレー

シミになりやすい色のものを食べてる時に限って食べ物がフォークから外れてシャツの胸の部分に落下します。

 

トマトだけなら洗えば落ちますが、トマトソースなど油で調理されたもはなかなか落ちにくいですね。

ターメリックが使われてる食品の代表、「カレー」的なメニューも、ふと気がつくと袖についてたり胸の辺りについてたり。

いつの間に?と思いますが。

 

ターメリックはどんなに頑張っても洗って落ちるものではないので諦めろ、と言われますが、以前インド通の方のブログで、太陽光で落ちるのでターメリックのシミがついたものは洗濯後は表に干すと良い、というようなことを読んで、それ以来ちょっと安心して「次にこぼしたらそうしよう」と決意して、それ以来不思議なことにシミを作ったことがありません。

 

そうそう、マスタードや沢庵にもターメリックが入ってますので、これらでシミをつけた場合は同様にお日様に干してやると良いということだと思ってます。

 

 

パンくず

パンは夫が食べる専門なのですが、パン屑をやたらとその辺にこぼします。

それは仕方ないんですけど、そのあとを台拭きで拭いてくれないんですよ。

気にならないらしくて。

 

「そ、そこらへんパン屑だらけだから、拭いてくれない?」

 

とお願いすると、「ああそう」と言いながら布巾でパン屑をグイーッとまとめて、テーブルの端から床にホイ、っと掃き捨てたりしてくれます。

 

この動作は夫だけでなく当地で交流のある方の多くがやることなので、一般的なパン屑処理法なのかもしれません。

 

カナダ生まれのカナダ人(人種問わず)も、フランスからきたカナダ人(国籍取得すれば生まれがどこでもカナダ人)も、アジアから移民してきたカナダ人も、やる人は人種文化関係なく。

 

日本にもいるってことでしょうかね。

 

私はテーブルの上にこぼれた食べこぼしやパンクズは布巾で集めて手のひらに乗っけてゴミ箱に捨てます。

床の上に掃き出すだなんて、掃除しなきゃいけない範囲を広げるだけじゃないですか。

そんなの嫌ですよね。

 

 

こぼされたものを受け止める側

こぼすなと言われてもこぼしちゃうものは仕方ないので、何かがこぼれた時に取り返しがつかない、被害が大きくて心に傷を受けてしまう、という状況を避けるべく、我が家にはカーペットはありませんし、高級な洋服も着ません。

 

あと、ワインのシミはグレーに変色するということを学習したので、キッチンのタオルはグレーのものを使うようになりました。

 

ダイニングテーブルの椅子のクッションは購入した折はアイボリーっぽい色だったんですが、とにかくワインのシミでグレーのシミだらけになった折に深い赤色の布に張り替えました(その時はワインの色に合わせたつもりで)が、深い色だけにワインのシミがグレーだろうがなんだろうがあんまり目立ちません。

でもそろそろまた新しい布に張り替えようかな、、、次はグレーかな、それとももっと深い別の色にしようかな。

 

 

あとは各部屋に、ワイン始め何かしら液体をこぼした時用の雑巾が配置してあります。

雑巾といっても、どれも古くなったTシャツやタオルをコンパクトに切っただけのものですが。

「うわー、こぼれた、雑巾!雑巾!」という場面でささっと何枚か登場して便利に使います。

 

 

雑巾は縫わずに切った布地そのまま


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