食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ロストバゲッジとLost luggageストアと入れ替わったスーツケースの話

一月一日の朝食は、豆腐スクランブルとトースト、そしてシャンパン。

 

明けましておめでとうございます。

2024年こそは全ての人々が安心して健康で楽しく過ごせる年になるように、と祈りつつ新年を迎えました。

 

 

ネットで日本海側で大きな地震があったという報道を見ました。

お正月早々、大変なことになりましたが、被害が広がりませんように、被災した方への救助、その後の援助が素早く的確になされますように。

 

 

 

飛行機の旅と荷物の悩み

なるべく身軽に移動したいし、目的地に到着した後で預け入れてあったスーツケースが出てくるのを待つあの時間も省略したいし、もっと避けたいのは、自分の荷物が出てこないままあのコンベヤ・ベルトが停止して「さあこの便の乗客の荷物は終わりましたよ〜」なんていう展開。

 

航空会社のカウンターに並ぶところからさらに荷物が見つかって滞在先に届けられるまでの間は、届くのか、どうなってるのかと気を揉み、問い合わせ電話をして保留で待たされ、ラチの開かない会話をオペレーターと交わし、旅先だとそんなことに時間を取られる苛立ちを覚え、手元にない靴下や下着などを旅先で買いに走ることになり、何しろ嫌なことが目白押しです。

 

エア・カナダを利用することが多いのですが、乗り継ぎがある年末の便で、混雑や混乱に伴いスーツケース一時紛失という目にあったことは数回あります。

 

モントリオールに戻ってきて空港内の問い合わせの窓口に出向いたら、そこに私のケースがコロンと転がってたこともあります。

エア・カナダは二度と使うもんか、と怒ってボイコットしていたこともありますが、他の会社でも似たようなことがあったり、対応がひどい会社もあったりして、現在はエアカナダのボイコットは休止中というか、諦めました。

 

なるべくスーツケースを預け入れせずに旅行できるようにしているんですが、そうすると持っていく荷物の中の「液体」のサイズと総量に制限がかかるとか、機内持ち込み荷物のサイズの制限が厳しくなってきているのでかなり大変だとか、乗り継ぎがある場合などは預け入れちゃって身軽になって空港内を移動する、ということができないため、全ての荷物を携帯した状態でターミナルを移動したりゲートまで走ったりと、それもまた苦痛だったり。

 

結局やっぱり荷物は最小限に抑える、というのが鉄則ですね。

 

 

戻ってこなかった荷物の行方は

 

紛失した荷物が90日たっても持ち主のところに戻らなかった場合は航空会社から顧客へ賠償金が支払われるとか。

で、持ち主のところに戻らなかった荷物の方は、そういうのをまとめて買い取って販売する人があるようですね。

アラバマにそんな荷物が集められたお店があるそうです。↓

www.cbsnews.com

入れ替わったスーツケース

空港で荷物を預けた時のあの「控え」のステッカー、あれって引き取ったスーツケースについてるヒラヒラと照合して「確かにこれがあなたのケースです」とか確認されたことがないんですけれど、世の中には似たようなケースがいくらでもあるので、取り違えということもあり得ますよね。

 

以前知人は自分のケースだと思って持って帰ったケースの中からマネキンの上半身とか変なものが出てきて驚いて「これは私のじゃない!」と気がついたとか。

 

必死に中身をさぐって持ち主の連絡先の手がかりを探し、見つけた「ウィンタータイヤの取り替え作業代金の領収書」に載っていたガレージの電話番号に電話して「この日にあなたのガレージでこの車のタイヤ交換を依頼した人と連絡をしたい」と説明し、なんとその持ち主を突き止め、電話したら彼は長距離バスですでに2時間くらい離れた街へ向かっている途中だったとか。

 

「あなたが持ってるケースは私のケースで、あなたのケースが私の手元にあります」と中身を説明して信用してもらって、なんだかんだあって無事に荷物の交換をすることができたそうです。

 

そのマネキンの上半身ってのはどういう事情だったのかといえば、彼は写真家で、そういう小道具を荷物に入れていたとかなんだとか。

 

自分の荷物だと思って開けたスーツケースからマネキンの上半身が出てきたら、驚くでしょうね。


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