食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ブレッドナイフの寿命?

焼いたパンはしばらく置いて、温度が室温まで下がったら全部スライスします。

 

そうじゃないと食べる度にスライスなんて面倒なことはしないだろう我が夫、食べずにパンが古くなってカビちゃう運命だと思うので。

 

3日目くらいには冷凍庫に入れます。

のんびりしてて、食べようと思って手に取ったらカビ始めてた!ということが何度かあったので。

 

サワドーのパンはカビないとか言いますけど、うちのはカビます。

 

 

サワドーブレッドは、表面がお煎餅みたいに香ばしくなるくらいに焦茶に焼きを入れるのが好きなんですけれど、そうするとスライスし終わる頃には汗だくになります。

 

ブレッドナイフはとても良いものを河童橋で買って持って帰ってきたものを、パンのスライスにだけ使い続けています。

使ったら即きちんと洗って即きちんと乾かして、私しか使えないように隠してあります。

 

なんで隠すのか?

それは、友人たちが遊びにきたら、人んちの台所だろうがなんだろうがコップでも冷蔵庫の中身でも包丁でも必要ならサッと手に取ってサッと使うから。

 

使うのはいいんですけど、包丁の扱いは包丁を大事にするように育ってない人にはいくら言っても無駄なので。

 

コップを割られても皿を割られても怒りませんが、包丁を使ったまままな板の上に置きっぱなしにされると嫌なんですよ。

切れなくなる!

あと、包丁でプラスティックの包装を切って開けるのも、私の包丁でやらないでくださいと言いたい。

 

なので台所の引き出しに入ってる包丁は、夫でも友人でも使って構わない、プラスティックを切っても(ちょっとしか)嫌じゃない包丁です。

 

そうやって大切に使い続けてきたブレッドナイフですが、刃先が波状になってるので、砥石で研げません。

 

私にはこれを研ぐ技術がないけれど、プロなら研げるのかな?と調べたら、どうもブレッドナイフは使い捨てだと思え、って言ってる人もいてビックリ。

 

お客さんのナイフなら無料で研いでくれるらしいナイフやさんのサイトも見つけました。

自分でやる方法のリンクもありますが、普通の包丁ならいざ知らず、これを自分でやる勇気はないので、研いでくれる人を探してみた方が良さそうですね。

misen.com

 

実は他にもいただいたブレッドナイフが2本あるんですけど、刃先がギザギザになってて、パンをスライスするとクズがたくさん出てしまいます。

 

私の宝ナイフはこのクズがほぼ出ないんですよ。

 

サワドーは生地がしっとりしているので、何度もギコギコやると刃にくっついてくることはあるんですが、ギザギザのせいで発生するようなパンクズはでません。

 

でも、サワドーの硬い皮のせいもあるのか、買った当初よりキレが悪くなってきている気がします。

 

買ったのは15年くらい前。

15年も研がずに使えばそんなもんか。

 

ところがどっこい。

母が使ってるブレッドナイフ、新婚の頃におまけでもらったらしいんですけど、今でも切れ味がよく、もう一生これ一本で良いわ、と。

 

母のブレッドナイフは私のサワドーをスライスするにはちょっと刃渡が短めなので、形見にいただくことはないと思うんですが、そんな大昔に無料でもらったナイフの方が私の高級品(そこまでではない)より長持ちしてるってのは腑に落ちませんね。

母は皮が硬いパンをスライスする頻度が私よりかなり少ないから、そのせいでしょうか。

 

 

 

モントリオールには昔から、夏場になると流しで包丁研ぎ屋さんがきます。

 

以前、庭の芝刈り機の刃を研いでもらったらものすごく切れるようになり、芝刈りの仕事が嫌じゃなくなったり。

ハサミなどもやってもらえるみたいです。

 

この夏、この研ぎ屋さんがきたら聞いてみるか。

 

流しなので、たまたま庭先にいる時などにチリン、チリン、と鳴らしてやってきてくれないと出会えないんですけどね。

 

うちの近所にくる研ぎ屋さんは真っ赤なバンなんですけど、検索してみたらオレンジっぽいのや青いバンもある様子。

 

モントリオール以外の街で見かけたことがないのですが、皆さんの街には研ぎ屋さん、いますか?


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