食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

V-Cook レシピとCoconut Baconレビュー

日本のヴィーガン情報サイト

英語やフランス語のヴィーガンレシピサイトやブログを見ていると、やっぱりどうしても欧米の方々が好む系のレシピばっかりで、そんな時に日本語でもこういうサイトがあったらいいのになあ、、、とずーっと思っていた(もう諦めていた)ら、最近は結構日本語でもいろんなヴィーガン便利情報サイトが増えている様子です。

 

 

vcook.jp

 

ごぼうの入手が困難なので、このスープを作れるのはいつのことやら、、ですが、とりあえずブックマークしておきましょう。

 

植物性食品のみでは不足するかもしれない栄養素についても色々解説してあるようです。

 
Coconut Bacon 初挑戦

ベーコンはまああれば美味しいけど、それほど執着はなかったヴィーガン未満当時の私。

だからヴィーガンになって「ベーコンが食べたい」と思ったこともありません。

 

が、知り合いには結構居ます。

「ヴェジタリアンなんだけど、たまにベーコンが食べたくなるの」

とかいう人たちが。

 

外食してる時、気をつけないとサラダのトッピングにカリカリベーコンビッツが降りかかってることもあります。

 

夫も、ベーコンは日常的には食べないけれど、クリスマスの朝食にカリカリベーコンを作るのがティーネイジャーの頃から夫の役目だったらしい。

 

夫は普段は私と一緒にヴィーガン食を食べてますが、たまに食べたいなーと思ったらスーパーで普通に売られてるベーコンを買ってきて、自分で勝手に焼いてカリカリにして食べてます。

 

ベーコンやらハムやらソーセージやら、そういう加工肉はあんまり健康によろしくないので、ちょっぴり食べるだけならいいのですが、ガンガン食べられると心臓や血管はどうなる!?とドキドキします。

 

カナダのスーパーに並んでるベーコンって、パッケージが巨大なのです。

 

 

そんな具合に人気のベーコン、ヴィーガンバージョンのレシピもあれこれ存在します。 

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カリカリ・ベーコン出来上がり

 

ベーコン食べたいなあ、と思う前にちょっとしょっぱくてちょっとスモークされた風味が感じられるカリカリなものを食べてもらって、本物に手を出す頻度を下げてもらえると理想的。

 

 このレシピで、作ってみましたよ。

minimalistbaker.com

今回試したレシピ、2カップ分で、うちはオーブンがへなちょこなので前半6分後半7分で全然焦げませんでした。

 

レシピのliquid smokeは持っていない(買うつもりになれない)のですが、実は去年ウェールズの海塩屋さんで買ってきたスモークした水があったのでそれを使ってみました。

ええ、スモークした水、なんじゃそりゃ、て感じですけども。ははは。

 

出来上がりを味見した夫、まずは「うお〜、本当にベーコンみたい!これ何?」

 

ココナッツだよ、というと「本当?」と目を丸くしましたが、ちょっと噛み締めているうちにココナッツ風味がでてきたようで「最初はベーコンだと思ったけどだんだんココナッツが主張してきた」と。

 

これベーコンだよ、と言って出したら不満が出るでしょうけど、そういうものだと思って出せば好評なこと間違いなし、、、(ココナッツ嫌いじゃなければ。)

 

 

レイチェル・アマさんのビデオでは5分30秒入ったあたりでココナッツが登場します。 

アマさん、ものすごいたくさん作ってますけども、うちは2カップ作ったら半分余ったので次は1カップでいいかな。

手軽に作れるし、作りたての方が絶対良いと思うので。

 

 

 

カリカリ、香ばしさが良いのです。


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クリスマスソング・オーバードース

 

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食べる前の写真なし。クリスマス・ディナーはナット・ローフとローストベジ等など
 
なんとしても盛り上がるクリスマス

12月に入るとあちこちで「クリスマス」が盛り上がるのは、キリスト教文化圏だけではありません。

 

冬至を祝うペイガンのお祭りを、キリスト教が無理やり取り入れてジーザスが生まれた日のお祝いということにしてしまったクリスマス。

キリスト教の部分は上手いこと抜けちゃって、日本では日本なりに、「ケーキを買う」「ケンタ*キーフライドチキンを買う」「レストランとかホテルとか予約して恋人たちが盛り上がる」「デパートや駅前やヤル気のある個人宅の外装に電飾が煌めく」という感じで毎年今でも盛り上がっている模様。

 

日本は商業主義ばっかりでなんだかなあと昔は思っていましたが、北米のクリスマスもかなり商業主義先行です。

 

今年はパンデミックがいまだに収集できないので、必要最低限のビジネスやサービス以外はロックダウンになるということでしたけれども、クリスマス前に全部完璧にロックダウンにしてしまうと買い物ができない人々の不満がすごかろうということだろうと思うのですが、本格的なロックダウンはクリスマス翌日から開始しました。

 

日本のお正月と同じような感じで、家族が集う祝日であるクリスマス、今年は集えないことになってしまったので、人々はプレゼントの買い物は例年通り行って、プレゼントの交換はショッピングモールの駐車場で行う、というのが今年のやり方だったようです。

 

 

そういえば食料品の買い出しに行った先で、駐車場に車が何台か並んで停まってて、トランクを解放したままで人々が箱を運んだり立ち話したりしてるのを何度か見かけました。

 

個人宅の庭先で集うのも禁止になっているので、下手にプレゼントを持っていって家の前で立ち話してしまうと通報されかねないから、ということらしいのです。

 

「あそこの駐車場のあの辺で、*%日の#*時に」なんて駐車場でブツのやりとり。

ケベックの皆さん、ブレーキング・バッドのMr.ホワイトみたい。

 

 

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https://dictionary.cambridge.org/
 
クリスマスソング・オーバードース 

もう一生分聞かされたはずです。

拒絶反応します。

クリスマスキャロルとか、教会でみなさんが歌ってる歌とかじゃなくて、ラジオやテレビやお店でガンガン流れてくる、ポップ系の定番のクリスマスソングの話。

 

 

毎年毎年、延々と、同じ曲ばっかり延々と、、、。

 

今年は毎日徒歩で通勤しているので、駅前の商店から漏れてくるクリスマスソングを耳にしてうんざり、という事はありませんでしたが、ラジオなどつけちゃうと一発です。

今年はパンデミックの報道を耳にするのが嫌で、ラジオもほとんど聞かないで過ごしているのですけれど、何かの折にふっと聞こえてくると「うぎゃ!」と耳を塞ぎたくなります。

 

 

週の半ばに職場でバーチャル・ホリデイパーティーを行ったのですが、クライアント諸氏の希望でDJタイムがあり、クリスマスソングをリクエストした方が一名。(もっと居るかと思ったら一人だけだったのは意外でしたけれど。)

 

好きな人がいるんだからしょうがない、とひっそりヘッドフォンを外して逃げました。

 

 

www.cnn.co.jp

 

一度トラウマになっちゃった耳には、マ*イヤキャリーとかジ*ージマイケルとかがあの節回しで歌い始めると、不快なのです。

子供時代のマイケルジャ*ソンのあの歌も嫌だし、ジョン・レ*ンの平和のメッセージには文句はありませんがあの曲だけはやっぱり聞きたくない。

 

まあでも、うちの最寄りのショッピングモールは昔は駐車場に設置したラウドスピーカーからクリスマスソングを一日中ガンガン流していたのがここ数年プッツリ無くなりました(苦情が来たのかも)し、以前よりはちょっと楽になってるような雰囲気もあります。

 

  

お店側は消費者の気分が盛り上がってもっともっとゆっくり滞在して買い物していくことを狙っているので、クリスマスソングをガンガン流してる場面(商業施設)を避けると、サブリミナル効果に影響されて無駄な買い物をしてしまう危険も減るかも。

  

こちらの記事には、そういったお店で働いてる方たちのことも。

仕事先で一日中聞かされるなんて気の毒です。

www.independent.co.uk

 

皮肉なことに、クリスマスの朝目を覚まして台所に来たら、夫が神父の叔父に昔クリスマスプレゼントでもらったらしい「クリスチャン・ロック」のCDをかけながら料理をしていました。

そんなCD持ってたことすら、本人も忘れていました。

 

歌詞に「ジーザスは私たちを救うために生まれてきた〜」「聖母マリアが〜」などと真面目なキリスト教の言葉が入っていますが、メロディはロックというか爽やかなポップ音楽。

うんざりするほど聞かされたマ*イヤキャリーの方が多分ポップ音楽的には価値は上なんでしょうけれど、オーバードースしてないこちらは案外すんなり聞き流せます。

 

その後夫はもっとクラッシックっぽい教会音楽ぽいもの(これも多分叔父さんから)にディスクを取り替えてましたが、何しろ「クリスマスの売り込み音楽オーバードース」と無関係だというだけでかなり楽に聞けました。

 

 

日本の正月の雅楽は平気です(モールでガンガンかかってないから)


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Veganuaryまであと1週間!

師走は駆け足!

毎年年賀状もクリスマスカードも書かないし、大掃除は春やるもの、おせち料理は気分次第、、、な我が家ですから、師走だの忙しいのというセリフはまるで当てはまりません。

むしろ、クリスマス(国民の祝日)と元旦(国民の祝日)と1週間連続しておやすみが増えるのが嬉しいなあ〜ワクワク〜、、、程度です。

 

今年は金曜ですから、2連ちゃんで三連休です。

わーい。

 

ついでに木曜と月曜に有給取っちゃったら「年末休暇」みたいになるんですけれど、パンデミックのおかげで家にこもっている人、篭りたくないけど同じ施設に感染者が出たせいで出られない人、一人暮らしで家族は遠いので本当に一人っきりの人、などが多いようで、24日の木曜日のズームミーティング、キャンセルしようかしらとぼんやり思ってたんですが「来週も会って話しましょう!」と先週の時点で参加者みなさんやる気満々。

 

「私休みたいからキャンセル」とは言えませんでした。

 

 

同僚も上司も、クリスマスイブなので午後は早めに切り上げて帰るつもりなんだけど、今からでも遅くないからキャンセルすれば?と言われましたが、一旦喜んでる人に「やっぱりだめ」って言うのって、まさにケベック州知事フランソワ・ルゴーの裏技。真似したくない。

 

その代わり、来週の大晦日は早く切り上げて帰らせてもらおうかなあ。

 

 

 

前置きが長くなりましたが、一月になったらVeganuaryの始まりです。

より多くの人たちにヴィーガンの食事を試してもらおう、という試み。

 

ヴィーガニズムというのは食べ物のことだけじゃないので、一月は動物性食品を食べないだけでなく、ウールの毛糸は買わない、革靴は新調しない、ダウンジャケットも買わない、となるともっと良いのですが、食べ物が一番広まりやすいんでしょうね。

 

何しろヴィーガンで美味しく食べられるもの、たくさんありますから。

 

medium.com

 

自炊でヴィーガナイズのコツ

外食がままならないパンデミックの世の中ですから、トライする人たちは今回は自炊が大半になります。

 

動物性メイン中心の献立をヴィーガナイズする場合、一番簡単なのは代替肉製品に置き換えることでしょうか。

 

最近はいろんなのが出てますが、日本では「大豆ミート」という乾燥した大豆タンパク製品が割りに簡単にスーパーなどで手に入るようです。

でも、大豆ミートでステーキの代わり、とか期待しすぎちゃダメ。

肉や魚から出汁が出て野菜に染み込むのが良いのよね、というようなおかずもちょっと無理があると思います。

和食って結構そういうのが多いですけどね。

 

大豆ミート製品以外なら、高野豆腐を戻してフードプロセッサーでガガガッと粉砕したものが、ひき肉っぽい食感になりつつタンパク質も豊富です。

車麩などお麩もタンパク質豊富だし味付けもしっかり染み込むので手軽です。

 

あとは日本の製品は知りませんが、北米のスーパーなどによくあるベジドッグやらベジバーガーのメーカーが出しているベジひき肉、モントリオールでよく見かけるYvesのが意外や意外に美味しくできます。

肉まんとかタコスの具とか、ひき肉たっぷりのものを作るときに使えます。

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バーガーやドッグは、まあまあ。

 

お麩というのは要するに日本伝統の乾燥セイタンですけれど、小麦粉からセイタンを作ってスライスして肉の代わりに使うというのもありです。

セイタン、日本発祥のマクロビの食品です。

ひょっとして日本だと普通に手に入るのでしょうか?

 

 

代替品に頼らない献立

実は代替肉そのものがあんまり馴染めなかった我が家。

夫は以前肉を入れて作っていたものを肉抜きで作り「これでヴィーガン」と。

 

タンパク質を補給するべきか?といろいろ調べましたが、野菜にもタンパク質は入っているし、タンパク質の摂取目標量は「実はそんなに沢山取らなくても大丈夫」「むしろ取りすぎは肝臓に負担をかける」などなど。

体のタイプや運動量など、個人差もあることだし、注意しながら「自分はもうちょっとタンパク質を取る方が良さそう」「自分はこれで良い感じ」と判断するべきです。

判断の基準、私の場合は年に一度のファミリードクターとの検診と血液検査の結果です。

 

 

代替肉を投入したレシピではないタンパク質豊富なメニュー 

日本なら豆腐、納豆、大豆、湯葉、みそ、などの大豆製品を取り入れたおかずや汁物。

豆類は全般にタンパク質のみならずミネラルや繊維質もたっぷり摂取できる優秀な食品で、うちは夫も私も元々豆類が好きなので自然に豆料理が沢山登場します。

 

レンティルで作るもの

  • ダール(インドの豆カレー)
  • レンティル・サラダ
  • レンティル・ローフ (ミートローフみたいな感じです)

casse-pied.hatenablog.com

 

casse-pied.hatenablog.com

 

ブラックビーンやらキドニービーン(金時豆?)で作るもの

  • チリ
  • スープ
  • ベジバーガー
  • ビーン・サラダ

casse-pied.hatenablog.com

 

スプリットピーで作るもの

  • ピースープ
  • ダール(インドの豆カレー、レンティルの代わりに)

 

こちらのレシピ、テンペでクルトン作って乗っけるというのを今度試してみる予定です。

www.thefullhelping.com

 

チックピーで作るもの

  • ハムス(ホムス、フムス、、、)
  • ファラフェル(揚げ物が嫌じゃなければ)
  • チックピー入りのインドカレー煮込み
  • チックピー入りの豆サラダ
  • チックピー入りのピラフ

casse-pied.hatenablog.com

 

 

例えばダールなんかはレンティルだけじゃなくキドニービーンズを入れても良いし、いろいろ組み合わせても良いし、自分で食べるものだから、好みでなんとでもすれば良いのです。

 

 

ブラックアイドピーは前夜から浸水しておかなくても使える便利な豆です。

casse-pied.hatenablog.com

 

 

ネットではヴィーガンのレシピも栄養情報もどんどん増えています。

smileveg.com

 

 

 


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大根の冷凍保存、家庭で食品ロスを減らす

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この日は夫作のチリをご飯にかけて。

 

今年は大根初め冬野菜が大豊作

豊作すぎて値崩れ問題が起きているらしい日本の冬野菜シーン。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

日本の豊作野菜、どこでもドアでモントリオールに運んで来れたら良いのに、、、と思いますが、こちらでもまあ冬野菜は不作ではないようなので、普通に買ってきて楽しみましょう。 

 

大根とかほうれん草とか、大好きなんですが、さっさと使わないと傷ませてしまったり、在庫管理と献立のバランスを常に考えてないと難しい。

そしたら、こんなサイトを発見しました。

 

大根も冷凍できるんですって。

www.nichireifoods.co.jp

 

冷凍した大根は、繊維が壊れるから下茹でしなくても味が染み込みやすいとか。

でも灰汁はどうなんだろうという疑問はありますが、今度やってみて確認してみよう。

冷凍の仕方では、使いやすいように銀杏切りにしたり下ろしたりしてラップで包んでジップロックバッグに入れて空気を抜いて、、という感じですので、この使い捨てプラスティック依存の部分だけ、ワックスペーパーとちょうど良いサイズのタッパで代用してなんとかならぬか試してみます。

 

気になったのが、大根下ろしの冷凍。

 

解凍した後の大根おろしは食感も味も生の時とほぼ同じということなのですが、大根おろしにすると、30分ぐらい経過するとビタミンなど破壊され尽くしてしまって栄養がなくなるので、食べる前30分以内におろすべし、、と以前聞いたことがあるのです。

冷凍した後の栄養価はどうなんでしょうね。

 

食品の冷凍保存は、あまりやりすぎても収拾がつかなくなるというか、美味しい期限内にきちんと使いまわせるかどうかという問題もあるので、冷凍できるからたっぷり買い込もう!とか思わない方が良いと思っていますが、買ってきたらお隣からいただいちゃった、どうしましょう、なんていう事情とか、買ってきたんだけど急にお呼ばれとか外食が続くことになったので使いきれないわ、とか、そういう場面で無駄を減らすには良いですよね。

 

ちなみにほうれん草は近所の中華スーパーでものすごく鮮度の良いのが結構安めに出てることが結構あるのです。

でもこの店、プラスティック袋にパンパンに野菜を詰め込んで販売してくれるので、なるべく少なめな袋を選んでも結構な量を一度に買うことになります。

ほうれん草だけでなく、春菊やニラや、、何もかもがぎゅうぎゅうパンパン!

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春菊。パンパンに詰まってるところを撮影しそびれましたが、この五倍くらいパンパンに詰まった状態で売られています。

ほうれん草なんて本当に三日後くらいには葉っぱが黒くなって煮えたような部分が登場し始めるから、すぐ食べ切れるだけしか買いたくないのですけどしょうがない。

 

そこでうちでは買ってきたその日にしっかり洗って水気を切って、その日に使う分以外も3センチから5センチくらいにザクザクと切って、何度も使いまわしているジップロックバッグに詰め込んで(大きなサイズで2つか3つ分になります)冷凍してしまいます。

 

うちに現存するジップロックバッグは親から持たされた梅干しが入っていたものとか、親が送ってくれた荷物の中に紛れ込んでたお味噌が入っていたものとか、知人がくれた何かしらが入っていたものとか。

 

うちに来てしまった以上は穴が開くまで洗って使いまわしていますが、べたっとくっつく食品ではなく葉っぱ類や、乾物などを入れて使っていれば、洗うのもそんなに無理しなくて済むので比較的長持ちします。

 

 

冷凍した食品はどれくらい保存可能か

上のリンクには「冷凍すれば一ヶ月保存が可能」などと期限が書かれていますが、こういうのは美味しく食べられる期間ということらしく、冷凍した状態でずっと保存し続けたものならば、冷凍ヤケしたり味が落ちたりはするけれども何年でも置いておくことができるようです。

 

実は春のロックダウンの頃に焼いて、スライスして冷凍してあったパウンドケーキを見つけました。

ちょっと霜がついてたりして、あららー、と思いましたが、お腹を壊すわけじゃないし、と冷蔵庫に移して一晩、その後レンジで解凍して食後にデザートとして出してみました。

 

味は確かに落ちましたね。

まずい、という文句は出ませんでしたが、「おおお〜おいし〜」という感動はなし。

六ヶ月以上忘れてたわけですしね。

しかもジップロックじゃなくて、タッパーで、「これ一度に食べきれないから冷凍しておいて、来週にでも食べよっと」という気楽な梱包でしたから。

 

 

 

冷凍庫をブラックホールにしないように気をつけます。 


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ケベック州のコロナ対策と2020年のポジティブを振り返る

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近所のフットボール・フィールド兼陸上トラック。トラックの上に人口アイスリンクができていて、一周400メートルほどのアイスリンクになってた
ケベック州のコロナ対策

こちらではCOVID-19 が〜、とか、パンデミックが〜、という言い方をしますが、日本語では「コロナが〜」なんですよね。

あと、コロナ禍というのも目にしますが、これはどういう意味でどう発音するのか、実は知りません。なんとなく文脈で理解して進めてますけれど。

 

それはさておき、ケベック州の1日の感染者数が二千件を超えた日があったみたいで、先週火曜日の夕方のルゴー・ケベック州知事の会見により、エッセンシャル・サービス以外の業種は再びロックダウン状態でリモートワークせよと。

春のロックダウンの時はエッセンシャル・サービスと看做されていなかった我が職種ですが、いつ終わるのかわからないパンデミック中、人々のメンタルヘルスがどんどん悪化し「パンデミックの中の(もう一つの)パンデミック」と言われるほどに。

政府も当初は感染率を抑えることにフォーカスしていましたが、次第に経済への配慮がクライテリアの上位へ押し上がり、今では人々のメンタルヘルスへの影響を考慮してか「ハロウィーン、必要だよね、許可しまっせ」「クリスマス、集まりたいよね、10人までなら良いよ(これは後にキャンセルに)」などという(詰めの甘い)寛容な方針を出したり。

そのせいで感染率を抑えるというフォーカスがかなりブレブレなような。

 

とにかく、今回のロックダウンではうちの職場は影響を受けず、私も翌日から平常通り出勤しております。

 

上司と同僚は公共の交通機関を使って通勤するのですが「メトロも、電車も、バスも、ガラガラだった」そう言われてみれば、歩道も道路もガラガラでしたね。

 

そして、知事の会見前までは最近見かけなかった、「すれ違う時に思いっきり歩道から車道に降りて3メーターくらい間を開けて私を避けていく人たち」が三人ほど。

 

こういうすれ違い方をする人たちって、春のロックダウンが段階的に解除されるにつれて消えていったんですけれども(夏場なんかもう、ウィルスなんか夢だったんじゃあ?くらいの勢いでみんな忘れてたような)ロックダウン再開になった途端に極端な人たちも再登場。

 

外へ出よ、滑って楽しめ!

政府もパブリック・ヘルスも、野外でスキーやスケートをするのは奨励していて(それしか鬱憤を晴らす場がない)スキーレッスンなどはインストラクターを含まずに八人まで集まっても良いとか(でも距離は保てと、、無理があると思いますけれど。)

 

クロスカントリーすると汗だくになる私、スキーできる公園が閉鎖にならないといいなあ、と願っておりましたが、奨励するってことはトイレなど基礎的施設を閉鎖することはあるまい、とホッとしています。

 

冒頭の写真は近所の散歩で見つけた、陸上トラックに水を流して簡易アイスリンクになっていた公園。

雪がどかっと降らないのでとりあえずスケートして憂さ晴らししましょうか。

 

 

 

2020年のポジティブを振り返る

年末になるとテレビもラジオも、その年を振り返って一年のニュースダイジェストなど流したりしますが、今年はどこもかしこも同じ話題ばかり。

どうしようもないことですけれども、あえて思い出させてくれなくても結構です。

 

と思っていたら、アムネスティ・インターナショナルのサイトでこんなリストを見つけました。

今年、世界中で達成された、喜ぶべき人権への闘いの勝利41件だそうです。

月毎に、どこの国でどういう状況が背景にあり、何が変化したのか、というのがまとめてあります。

パンデミックで世界が停止してしまったかのような日々でしたから、さぞ行動しにくい状況だったでしょうけれど、あちこちで精力的に活動を継続している人たちが存在するんですよね。

 

41もの事例の中には私が住んでいる国に関わることもいくつか、日本の企業が関わることも一つ、そしてUKやUS関連もあります。

人権問題は他人事、アフリカや東南アジアだけの話、というわけではないのです。

www.amnesty.org

 

 

今からちょっくら滑りに行ってきます。


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